伊予市議会 > 2021-03-17 >
03月17日-04号

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  1. 伊予市議会 2021-03-17
    03月17日-04号


    取得元: 伊予市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    令和 3年第1回( 3月)定例会         令和3年伊予市議会第1回(3月)定例会会議録(第4号)令和3年3月17日(水曜日)       ──────────────────────────          議   事   日   程(第 4 号)                    令和3年3月17日(水曜日)午前10時開議開 議 宣 告 第1 会議録署名議員の指名 第2 議案第 1号~議案第28号      (各委員長報告・質疑・討論・表決) 第3 伊予市議会改革特別委員会の報告について    伊予市図書館・文化ホール等建設特別委員会の報告について      (各特別委員長報告) 第4 発議第 2号      (表決) 第5 発議第 3号      (提案理由の説明・質疑・討論・表決) 第6 閉会中継続調査申し出の件閉 議 宣 告市長あいさつ閉 会 宣 告       ──────────────────────────  本日の会議に付した事件 日程第1から日程第6まで       ──────────────────────────  出席議員(19名) 1番  森 川 建 司 君             2番  吉 久 俊 介 君 3番  川 口 和 代 君             4番  向 井 哲 哉 君 5番  平 岡 清 樹 君             6番  高 田 浩 司 君 7番  大 野 鎮 司 君             8番  門 田 裕 一 君 9番  日 野 猛 仁 君            10番  北 橋 豊 作 君11番  佐 川 秋 夫 君            12番  谷 本 勝 俊 君13番  正 岡 千 博 君            14番  田 中 裕 昭 君15番  武 智   実 君            16番  久 保   榮 君17番  田 中   弘 君            18番  若 松 孝 行 君19番  水 田 恒 二 君  欠席議員(なし)       ──────────────────────────  説明のため出席した者市長      武 智 邦 典 君      副市長     山 先 森 繁 君教育長     渡 邉 博 隆 君      総務部長    河 合 浩 二 君市民福祉部長  向 井 裕 臣 君      産業建設部長  武 智 年 哉 君特命プロジェクト推進部長危機管理監     教育委員会事務局長学校教育課長        空 岡 直 裕 君              佐々木 正 孝 君会計管理者会計課長             総務課長    向 井 功 征 君        大 西 昌 治 君財政課長未来づくり戦略室長         危機管理課長  宮 崎 栄 司 君        皆 川 竜 男 君税務課長    大 山 眞 理 君      福祉課長    米 湊 明 弘 君子育て支援課長 太 森 真喜恵 君      長寿介護課長  室   潤 子 君市民課長    高 橋 洋 司 君      健康増進課長  下 岡 裕 基 君農業振興課長農業委員会事務局長       農林水産課長  武 智   博 君        窪 田 春 樹 君経済雇用戦略課長小笠原 幸 男 君      都市住宅課長  三 谷 陽 紀 君土木管理課長  鍋 田 豊 樹 君      環境保全課長  小 寺 卓 也 君水道課長    野 島 康 博 君      教育委員会事務局社会教育課長                               泉   一 人 君監査委員事務局長池 内 伸 至 君      中山地域事務所長山 岡 慎 司 君双海地域事務所長大 谷 基 文 君       ──────────────────────────  事務局職員出席者事務局長    藤 本 直 紀 君      次長      西 山 安 幸 君       ──────────────────────────            午前10時00分 開議 ○議長(正岡千博君) これより本日の会議を開きます。 議事に入ります前に、理事者から議案の訂正がございます。 ◎財政課長皆川竜男君) 議長 ○議長(正岡千博君) 皆川財政課長財政課長皆川竜男君) 失礼いたします。 今議会にて提案いたしております議案第13号令和2年度伊予市一般会計補正予算(第13号)に関しましての表記誤りについては、既に正岡議長佐川議会運営委員会委員長平岡産業建設委員会委員長の御了承をいただき、各委員会にて正誤表により訂正させていただきましたが、この場にて改めて説明申し上げます。 今回の表記誤りについては、さきの各委員会でも申し上げましたとおり、予算科目及び事業進捗状況の精査に基づき繰越明許費の算定を行う過程で事業名及び金額の分別に誤りが生じたことによる表記誤りでございます。 訂正箇所は、令和2年度伊予市一般会計特別会計補正予算書8ページの8款土木費、2項道路橋梁費において、「事業名、橋梁維持事業、金額6,600万円」としておりましたが、正しくは2事業に分別して表記すべきところであり、「橋梁維持事業2,500万円」と「橋梁新設改良事業4,100万円」でございます。なお、款項内での合計には影響ございません。 誠に申し訳ございませんでした。 以上、簡単ではございますが、説明といたします。 ○議長(正岡千博君) ただいま皆川財政課長から説明がありました議案第13号令和2年度伊予市一般会計補正予算(第13号)の訂正については、議長において許可し、各常任委員会において正誤表を配付いたしておりますので、御了承願います。 それでは、議事に入ります。 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、その順序に従って審議いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(正岡千博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において16番久保榮議員、17番田中弘議員を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第1号~議案第28号         (各委員長報告・質疑・討論・表決) ○議長(正岡千博君) 日程第2、これより本定例会において各常任委員会及び予算審査特別委員会に付託され審査になっておりました議案第1号ないし議案第28号の28件を一括議題といたします。 この際、各常任委員長及び予算審査特別委員長から委員会における審査の経過並びに結果について御報告願うことにいたします。 まず、総務委員長北橋豊作議員、御登壇願います。            〔10番 北橋豊作君 登壇〕 ◆総務委員長北橋豊作君) 皆さん、改めましておはようございます。 総務委員会の審査の報告を申し上げます。 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案3件につきまして、去る3月9日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。 まず、議案第7号松山市及び伊予市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の一部を変更する連携協約の締結について申し上げます。 まつやま圏域未来共創ビジョンの改定に伴い、取組内容等の見直しが行われたとのことだが、具体的な内容はとの質疑に対し、第1期の未来共創ビジョンにある72の評価項目のうち、良好と認められるものが39件、基準値以上、目標値に向かっていると考えられるものが20件、現時点で基準値より下回っているものや具体的な動きがないものが12件、進捗状況がはかれないものが1件という結果だった。既に完了しているものについては今回の取組から外しているものもあるが、整備をし直して、今回45項目を上げている。今回策定した第2期ビジョンにおいては、特にSDGsの考え方も取り入れながら、ビジョンの中にSDGsに言及した箇所を設けるなど、現在の社会情勢を反映して将来5年、10年先に向けた取組を、それぞれ17のゴールに関連づけて設定をしているというところが今回の特徴となっているとの答弁がありました。 次に、議案第13号令和2年度伊予市一般会計補正予算(第13号)の所管部門について申し上げます。 歳出、2款1項12目情報化推進費、12節委託料について、今回、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した本庁舎の庁議室、大会議室、議場、委員会室議員控室及び会議室3に係る無線LAN環境構築委託料として1,458万7,000円を計上している。その説明に対し、この整備による効果として会議開催時のペーパーレス化等をどのように進めていくのかとの質疑では、3階の庁議室、4階の会議室、5階のフロアに無線LAN環境を構築することにより、通常有線環境で使用している職員用情報系ノートパソコンを各会議室等に持ち込むだけで、無線環境により会議等に即利用することができる。また、住民に直結する1階から3階のフロアにおいて、職員が新型コロナウイルスに感染した場合など、この5階のフロアに情報系パソコンを持ち込むことにより、住民サービスに係る業務を直ちに継続することが可能となるとの答弁がありました。 その答弁に対し、経費削減については、どのような試算をしているのかとの質疑に対し、現在、部課長会では情報系パソコン持ち込み会議を開催しており、資料のペーパーレス化に努めている。また、一例として、今後市議会に取り入れるとすると、予算書や議案書の印刷等に係る経費削減が見込める。なお、デジタル化が進んでいる状況下にあるので、なるべく早い時期に様々な会議に利用し、経費削減に努めてまいりたいとの答弁がありました。 そのほか、議案第8号については、特に申し上げることはございません。 以上、付託されました議案3件につきましては、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。 以上で総務委員会審査報告を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(正岡千博君) ここで次の準備のため、暫時休憩をいたします。            午前10時08分 休憩       ───────────────────────            午前10時09分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。 次に、民生文教委員長向井哲哉議員、御登壇願います。            〔4番 向井哲哉君 登壇〕 ◆民生文教委員長向井哲哉君) 皆さん、おはようございます。 民生文教委員会の審査の報告を申し上げます。 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案12件につきまして、去る3月10日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。 議案第13号令和2年度伊予市一般会計補正予算(第13号)の所管部門について申し上げます。 歳出、3款2項4目児童運営費、18節延長保育事業補助金について、コロナ禍により延長保育利用者が減少したとのことだが、それが原因で仕事がなくなるなど保育士等の雇用面における影響はなかったのかとの質疑に対し、昨年の春頃はコロナ禍により各学校が臨時休業となったことで利用者は減少していたが、秋頃からは徐々に利用者は戻りつつある。園によっては、延長保育のための保育士を雇ったり正規職員のシフトを遅く変更するなど、各園で工夫して対応しており、仕事がなくなるなど雇用面での影響が出たとの報告は受けていないとの答弁がありました。 次に、3款2項12目ひとり親世帯臨時特別給付金支給事業費について、この事業は、新型コロナウイルス感染症対策事業の一環としてひとり親世帯に支給する臨時特別給付金だが、1,100万円の減額となった要因はとの質疑に対し、今回の特別給付金対象世帯は、原則ひとり親児童扶養手当を支給している世帯と、ほかに年金等の収入によって児童扶養手当が受給できなかった世帯のうち、規定を下回る所得の世帯を対象に支給している。今回の減額の主な要因は、この対象世帯のうち、新型コロナの影響などで急激に所得が減った世帯に対し、さらに上乗せで支給ができるものとして当初330世帯程度の予算を計上していたが、申請数が予想よりも少なく100世帯程度であったため、今回減額に至ったとの答弁がありました。 また、給付対象になっているにもかかわらず申請ができていない世帯があるのではとの質疑に対し、対象世帯への周知方法については、基本的に対象世帯に案内文書を送付し、さらに児童扶養手当の現況届を提出していただく際にも窓口において説明するなど、申請漏れはほとんどないものと考えているとの答弁がありました。 そのほか、議案第1号ないし議案第6号、議案第9号及び議案第10号、議案第14号及び議案第15号、議案第28号については、特に申し上げることはございません。 以上、付託されました議案12件について、一括して採決した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。 以上で民生文教委員会審査報告を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(正岡千博君) ここで次の準備のため、暫時休憩いたします。            午前10時15分 休憩       ───────────────────────            午前10時15分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。 次に、産業建設委員長平岡清樹議員、御登壇願います。            〔5番 平岡清樹君 登壇〕 ◆産業建設委員長平岡清樹君) 産業建設委員会の審査の報告を申し上げます。 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案4件につきまして、去る3月11日に委員会を開催し、関係者の出席を求めて説明を聞くとともに、現地調査を行うなど、慎重に審査をいたしました。 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。 まず、議案第12号伊予市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正により追加された自動運行補助施設に係る占用単価は市独自で設定しているのか、また占用物件はどのようなもので、誰が占用料を負担することを想定しているのか説明を求めたところ、本条例改正は、国が定める道路構造令の改正に合わせたものであり、占用料の単価は国の基準と同じである。占用物件については、自動運行装置による検知の対象として設置する磁気の導線等であり、占用料は自動運転を導入しようとする自動車メーカーや事業者が負担することを想定しているとの答弁がありました。 次に、議案第13号令和2年度伊予市一般会計補正予算(第13号)の所管部門について申し上げます。 歳出、6款1項3目農業振興費、18節営農継続支援交付金について、国の制度変更があったが対象者に影響はなかったのかとの質疑に対し、当初、2月から4月に野菜、花卉、果樹を出荷した農業経営者を対象として、農地面積10アール当たり5万円を補助するとしていたが、11月に国の制度が見直され、2月から6月に出荷された農作物の前年比減収額と、その減収した作物の作付面積に対して10アール当たり5万円を掛けた額を比較し、低いほうを交付することとなった。当初は、期間内に出荷された果樹の市場価格の下落影響は大きくないと判断し、当該期間内に出荷した農家が作付する野菜、花卉の面積に対する予算を計上していたが、国の制度が大きく変更される中で、果樹も対象とするなどの見直しを行い、最終的には果樹農家を含めた対象者計214名に対し、総額2,410万6,000円を交付するとの答弁がありました。 その答弁に対し、休校に伴う学校給食の休止や飲食店の営業自粛に伴い、野菜農家への影響が大きいと報道されていたが、本市は影響がなかったのか説明を求めたところ、全国的には大きな影響があったということであるが、他の市町と比べ本市は野菜農家が少なく、また巣籠り需要で家庭の消費が伸びたこともあり、当初想定していたほどの影響がなかったと答弁がありました。 さらに、経営が厳しい農業者はどのように把握しているのかとの質疑に対し、コロナの影響にかかわらず、収入保険や農業経営を支援する事業がある。今後とも、各農業者団体のつながりや、えひめ中央農協、県の農業指導班との連携を通じて、農業者の真のニーズをつかむよう意識してまいりたいとの答弁がありました。 同じく、5目18節中山間地域等直接支払交付金について、対象農地面積が834ヘクタールから705ヘクタールに減少したことに伴い減額するということだが、対象農地が減少した理由について説明を求めたところ、高齢化に伴う役員の成り手不足、提出書類作成の煩雑化、将来の管理が不確実な農地の除外等により対象農地面積が減少している。また、今年度はコロナ禍により、中山間地域における農業や集落維持に向けて将来の集落像を見据えた話合いができなかったことも影響していると考えられるため、今後は継続して集落の相談に乗りながら、協定の中身が充実するような方向に持っていきたいとの答弁がありました。 その答弁に対し、事務手続の煩雑化をフォローできるような手だてはないのか説明を求めたところ、現在76協定の維持または増加に向け、今後も各集落と話合いを続けていくことになるが、日々の窓口業務等を通してどのようなところをフォローしていけばよいか把握に努め、業務に当たってまいりたいとの答弁がありました。 それに対し委員から、市長も農業は国の根幹だと言われており、本市の農業振興のため、しっかりと取り組んでほしいと要望がありました。 同じく、2項2目林業振興費、18節有害鳥獣駆除事業費補助金について、鳥獣の捕獲数が増加したということだが、増加数に対して満額支払えているのかとの質疑に対し、駆除期間内で捕獲した有害鳥獣の頭数全てに補助金を交付している。鳥獣ごとに単価が設定されているが、県費の割当てが不足した場合においても、不足額に応じて減額するのではなく、市費を投じて単価を維持しているとの答弁がありました。 7款1項5目商工観光施設管理運営費、14節花の森ホテル空調設備改修工事及びクラフトの里等空調設備改修工事について、それぞれ100万円と200万円を増額した理由について説明を求めたところ、設計どおりに施工することも可能であったが、交付金の有効活用の観点及び今回の改修工事にて能力増強を図ることで利用者の利便性が格段に向上すると判断し、増額したものであるとの答弁がありました。 8款2項4目道路新設改良費、16節公有財産購入費について、JR四国との用地交渉が難航しているため減額するということだが、交渉が難航する理由について説明を求めたところ、今回、市が買収しようとする鉄道用地は線路ののり面部分であるが、買収単価の設定について引き続き協議を行う必要が生じたため、一旦予算を削減するものであるとの答弁がありました。 同じく、5項2目公園費、14節谷上山公園展望台改修工事について、築何年経過しているのか、またもともと改修計画があったのかとの質疑に対し、当該展望台は1980年に建設され、築40年以上経過しているが、平成25年度の長寿命化計画策定業務時点において補修が必要と判断し、今年度に設計を行い、令和3年度で改修工事を計画していたところ、国の第3次補正予算の追加配分に伴い、前倒しで計上したものであるとの答弁がありました。 同じく、7項1目住宅管理費、12節木造住宅耐震診断委託料及び18節木造住宅耐震改修事業補助金等の減額について、当初の見込みに比べ実績が下回ったことに対する市の見解を求めたところ、毎年5月に広報紙の配布と併せてパンフレットの配布、市ホームページ等で周知しているほか、地域の防災訓練等に出向き啓発しているが、今年度は新型コロナウイルスの影響もあり、市民からの問合せが少なかった。しかしながら、本事業は重要な位置づけとして捉えており、来年度以降も引き続き啓発に努めてまいりたいとの答弁がありました。 11款1項3目漁港災害復旧費について、今回550万円の予算を起債対象から一般財源に組み替えるとのことだが、起債対象から外れた理由について説明を求めたところ、起債は市単独災害復旧事業が対象となるが、当初、上灘川河口部及び泊地部の土砂しゅんせつ工事起債対象として計上していたものの、財務局と詳細な協議を行う中で、泊地部については、令和2年7月豪雨の影響だけではなく、経年による土砂堆積も考えられるため、起債対象から外すよう指導があり、一般財源に組み替えるものであるとの答弁がありました。 そのほか、議案第11号、議案第16号については、特に申し上げることはございません。 以上、付託されました議案4件について、一括して採決を行いました。その結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。 以上で産業建設委員会審査報告を終わります。 ○議長(正岡千博君) 次の準備のため、暫時休憩いたします。            午前10時27分 休憩       ───────────────────────            午前10時28分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。 次に、予算審査特別委員長田中裕昭議員、御登壇願います。            〔14番 田中裕昭君 登壇〕 ◆予算審査特別委員長田中裕昭君) それでは、予算審査特別委員会審査報告を申し上げます。 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案11件につきまして、去る3月3日から5日の3日間にわたり委員会を開催し、市長、副市長及び教育長の出席を求め、関係者、部課長等から説明を受け、慎重審査をいたしました。 その結果はお手元に配付しております審査報告書のとおりであります。 以下、審査の過程で特に論議されました事項について、その概要を申し上げます。 まず、議案第17号令和3年度伊予市一般会計予算について申し上げます。 歳入、1款市税について、前年度比8.9%減の見込みとなっており、厳しい状況であるが、過去にこれほどの減収があったのか、また骨格予算として義務的経費継続的事業を中心に編成されているが、このような中、今後の見通しはとの質疑に対し、平成20年のリーマン・ショックでは翌年度に個人市民税で3.67%、翌々年度に7.19%の減収があり、法人市民税では翌年度に24.01%の減収があった。今後の見通しは、予算編成が厳しい状況が続いており、このまま歳入が確保できないとなると、義務的経費では、過去において管理職手当を一部削減したという経緯もあることから、そのようなことにも踏み込まなければならないと考えているとの答弁がありました。 次に、18款寄附金について、ふるさと納税で325万円増となっているがその理由はとの質疑に対し、ふるさと納税は全国的に伸びており、本市においても地場産品等56品目を随時入れ替え、魅力を発することで順調に伸びているとの答弁がありました。 次に、19款2項3目地域公共交通システム運営基金繰入金について、増額の理由はとの質疑に対し、地域公共交通の財源は過疎対策事業債利用料収入運営基金となっている。過疎対策事業債については今年度限りで現行の過疎法が終了するため、来年度新たな過疎法が成立するまでの間、運営基金を繰入れておき、実際に過疎対策事業債が充てられることになれば財源を変更する予定であるとの答弁がありました。 その答弁に対し、過疎対策事業債が活用できない場合の今後の見通しはとの質疑に対し、運行に当たっては年間約5,600万円必要であるが、利用収入の約300万円を差し引くと1年ごとに約5,300万円不足することになる。同額を基金繰入れで補填した場合、5年程度で財源が底をつくため、運営方法の見直しが必要になるとの答弁がありました。 次に、22款1項1目臨時財政対策債について、急増している理由はとの質疑に対し、普通交付税として配分されるべき財源が、国の財源不足の関係上、国と地方で折半する地方債という形で一般財源を補填しているため急増している。一旦は市債という形で市が負担を抱えるが、後年度普通交付税という形で返ってくるとの答弁がありました。 次に、歳出、2款1項3目文書広報費では、地上デジタルデータ放送広報サービス事業について、事業者選定の経緯、市民への周知、今後の予算はとの質疑に対し、テレビ愛媛より提案があり、同様のサービスを提供している事業者はほかになく、限定している。市民への周知については、2月の広報区長協議会で資料配付し、説明を行い、持ち帰って住民の方へ周知をお願いした。また、4月号の広報紙にも掲載予定であり、今後の予算については継続して行う必要があると考えており、次年度以降も予算計上していきたいとの答弁がありました。 次に、2款1項12目情報化推進費では、説明会や委員会等における会議のオンライン化を目的としたテレワーク業務リモートアプリ導入について、具体的な計画はとの質疑に対し、災害時や緊急時の地域事務所とのウェブ会議や現場の状況を見ながら情報共有を行うことを想定している。また、庁舎内のサテライトオフィス化により、事務所において外部との会議や研修会に活用するとの答弁がありました。 次に、2款1項14目地域振興費では、中山交流センター屋外便所改修事業について、トイレの数は妥当なのか、今後の維持管理を考えると減らすべきではとの質疑に対し、この施設は河原学園が中山キャンパスとして講習会やスポーツ大会、文化祭等に活用しており、中山地域のイベントにも使用されている。今回の改修は、もともとあった機能の回復を図り、中山地域の振興、活性化に活用していく予定であるとの答弁がありました。 次に、3款1項3目心身障害者扶養共済事業費について、障害者手帳の取得者は年々増加しているが、保険への加入者は少なくなっている。この状況は実態と合っているのかとの質疑に対し、新規加入者は、民間の保険制度が充実しているため減っていると思われる。また、加入者の減については、加入期間が20年以上経過し、扶養者が満65歳になると掛金が免除になることで減少しているとの答弁がありました。 次に、3款1項9目老人福祉費では、敬老会実施事業費補助金について、今年度は新型コロナウイルス感染症対策として当該事業は実施されなかったため、地域で高齢者に対して同様の趣旨の事業を独自で行ったが、補助対象にはならなかった。来年度以降の対応はとの質疑に対し、コロナ禍での影響に鑑み、伊予市敬老会実施事業費補助金交付要綱の一部を改正した。これにより、市が敬老会自粛を要請した場合において、当該要請に応じる団体等に限り、別に定める敬老会開催に代わる取組に対する費用を補助対象経費とすることができるようになるとの答弁がありました。 次に、3款2項1目児童福祉総務費では、母子生活支援施設入所費について、どのように情報収集を行い、該当者を把握するかとの質疑に対し、子ども総合センター内にある要保護児童対策協議会で日々様々な相談を受けている。この情報を聞いた上で児童相談所とも連携し、該当者を把握し対応するとの答弁がありました。 次に、4款2項1目清掃総務費では、可燃ごみ等収集運搬費用算出業務委託料について、既存事業との違いはとの質疑に対し、令和5年度より松山市へ可燃ごみの処理を委託する予定であり、現在伊予地区清掃センターから松山市へ搬入先が替わった場合、運搬距離の変更に伴い、改めて費用の根拠を算出するための新規事業であるとの答弁がありました。 次に、5款1項1目特定健康診査等事業費では、健康のためには受診率の向上が重要と考えるが、新年度受診率をどのように向上させるのかとの質疑に対し、令和3年度はICTを活用した健診の予約システムを導入し、受診予約の窓口を広げる予定であり、また新聞の折り込みチラシによる受診啓発も検討したいと考えているとの答弁がありました。 次に、7款1項4目観光費では、伊予市トライアスロン大会補助金について、予算編成後に大会延期の連絡があったが、全額を減額することになるのかとの質疑に対し、実行委員会において第10回大会は令和4年度への延期が決定している。予算については、残務処理や翌年度の開催に向けた事務があるため若干の経費が発生する。残額については、しかるべき時期に減額させていただきたいと考えている。このことは、観光協会の補助金についても同様で、現在は、さくらまつり以降、全ての事業を実施する予定であるが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況により中止となった場合、必要経費を差し引いた部分については減額補正を行うことになるとの答弁がありました。 次に、7款1項6目まちづくり推進費では、町家指定管理料について、有限会社栗の里なかやま、株式会社プロシーズ、有限会社シーサイドふたみは民営化されたが、町家の指定管理者であるまちづくり郡中の今後についてはとの質疑に対し、まちづくり郡中は中心市街地活性化法に基づいたまちづくり機関であって、町家の運営のためだけに設立したものではない。今後、商工会議所また商業協同組合との連携により、中心市街地のさらなるにぎわいの創出に尽力してもらいたいと考えている。市としても、引き続き側面的な支援を行っていきたいとの答弁がありました。 次に、8款2項3目橋梁維持費では、橋梁定期点検業務委託料について、点検後に工事請負費が計上されると思うが、見通しはとの質疑に対し、橋梁点検費については126橋の点検を予定している。昨年度作成した橋梁長寿命化計画で修繕が必要な橋が66橋で、工事費が約10億円必要となっているとの答弁がありました。 その答弁に対し、66橋の修繕見通しはとの質疑に対し、橋梁長寿命化計画において、10年間で改修する計画となっているとの答弁がありました。 次に、8款7項1目住宅管理費では、空家等実態調査業務委託料について、調査の内容、調査データの活用方法はとの質疑に対し、外観目視で調査し危険度の評価を行い、空き家施策の基本的なデータを作成する。このデータを基に、空き家の中で利用できるものは移住・定住の施策などに活用し、危険なものについては除却をするなど、地域の安全を守る施策を行いたいとの答弁がありました。 次に、9款1項2目非常備消防費では、消防団員用活動服について、今回購入する活動服の素材はとの質疑に対し、現在のものと同じく難燃性でないものを導入する。これは、火災への対応ははっぴを想定している一方、活動服については、訓練や近年の豪雨による水防対応、救助活動や防火広報等啓発活動等で使用を考えているとの答弁がありました。 次に、10款2項1目学校管理費では、ICT支援員について、GIGAスクール構想の中で、児童・生徒に対する授業支援や教員研修等を行い、タブレット端末の有効活用を図る目的であるが、1名でどのような活用を考えているのか、また単年契約なのかとの質疑に対し、拠点校を設け、その学校から巡回する予定である。契約期間は、1年だけでなく、先生あるいは子どもがパソコン等になれ親しむまで複数年の更新を考えているとの答弁がありました。 その答弁に対し、小学校費で1人計上されており、中学校の対応はどのように考えているのか、また市内各小・中学校を1人で支援、指導に当たるのは難しいのではとの質疑に対し、小学校を拠点校に考えているため、小学校費で計上した。中学校についても同じ支援員で対応することになる。増員については人件費等の予算を伴うため、今後の検討課題としたいとの答弁がありました。 次に、議案第18号令和3年度伊予市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。 事業勘定、歳出、2款保険給付費では、約9,000万円減となっており、加入者の減少によるとの説明があったが、今後の動向はとの質疑に対し、本市では一般的に70歳以上といわれる団塊の世代の被保険者の割合が多く、75歳になると後期高齢者医療保険制度に移行することとなる。現在74歳の方が403人、71歳から73歳の方が各年齢層で500人超国民健康保険に加入しており、今後75歳になると後期高齢者医療保険制度へ移行することにより加入者の減になるとの答弁がありました。 同じく、ジェネリック医薬品差額通知業務委託料では、この通知制度が保険財政にどの程度好影響を与えているのかとの質疑に対し、集計期間7か月分のジェネリック医薬品への切替え率は9.4%、額にして62万3,000円の成果が上がっている。現在、保険証にジェネリックを使用しますとのシールを貼り付けることで、口に出さなくてもジェネリック医薬品が出るような取組も行っており、今後も継続して行っていきたいとの答弁がありました。 次に、議案第19号令和3年度伊予市介護保険特別会計予算について申し上げます。 歳出、1款1項1目一般管理費では、AIケアプラン導入モデル事業について、財源は県補助金であるが、この事業のメリットはとの質疑に対し、県では県内全域におけるAIによるケアプランを活用した自立支援型ケアマネジメントの普及展開を目指しており、この事業に参加することにより、財政的、技術的な支援を手厚く受けることができ、介護給付費の適正化や介護現場の労働環境の改善につながるとの答弁がありました。 次に、議案第26号令和3年度伊予市水道事業会計予算について申し上げます。 他会計からの補助金では、上水道事業が426万円に対し、簡易水道事業は4,420万9,000円と多額だが、資本的収入及び支出、支出では、工事請負費が上水道事業で約2億5,000万円に対し、簡易水道事業では約1,400万円と少ないがこの理由はとの質疑に対し、令和2年度から簡易水道事業も企業会計として運営を行っているが、簡易水道料金のみでは今までの設備投資に対する起債の元利償還や維持管理費用に対応できず、非常に経営が難しいため、補助金や出資金が多額になっているとの答弁がありました。 次に、資本的収入及び支出、支出、1款1項2目営業設備費では、漏水探知機について、漏水調査は専門業者に委託していると思うが、この機械の使用方法はとの質疑に対し、漏水調査は委託しており、主に旧伊予市内の上水道配水管の調査を行っているが、一部緊急の調査、簡易水道施設の管路及び委託期間外は市職員が調査を行う必要があるため購入するとの答弁がありました。 次に、議案第27号令和3年度伊予市下水道事業会計予算について申し上げます。 収益的収入及び支出、支出、1款1項2目ポンプ場費では、下水放流協力費補助金について、今後の見通しはとの質疑に対し、放流協力金については3年に1度見直している。梢川ポンプ場、大谷ポンプ場、安広ポンプ場それぞれの流域内の下水道接続戸数から接続率を算出し、この率によって放流協力金の金額を定めており、接続率が上がれば協力費は減っていくとの答弁がありました。 そのほか、議案第20号ないし議案第25号については、特に申し上げることはございません。 以上、付託されました議案11件について、議案第17号を分離し、議案第18号ないし議案第27号の残余10件を一括して採決を行いました。その結果、議案第17号、議案第18号ないし議案第27号、全て全会一致で原案を可決すべきものと決しました。 以上で予算審査特別委員会審査報告を終わります。
    ○議長(正岡千博君) 暫時休憩いたします。            午前10時49分 休憩       ───────────────────────            午前10時51分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。----------------- ------------ ---------------------- --------------------- ------------ --------------------------------------------- ------------------------------------------------------------- -------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------- -------------------- ○議長(正岡千博君) 御苦労でございました。 それでは、次へ参ります。 以上で各常任委員長及び予算審査特別委員長の報告を終わります。 これより一括して委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 以上で質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。 採決は、採決表示システムにより行います。 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。 念のために申し上げます。 各常任委員長及び予算審査特別委員長の報告の結果は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりであります。 お諮りいたします。 議案第1号ないし議案第12号、議案第28号については、一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。 ただいま議題となっております議案13件について一括採決を行います。 各常任委員長の報告は原案可決です。各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。            〔議員投票〕 ○議長(正岡千博君) 賛成全員であります。したがって、議案第1号ないし議案第12号、議案第28号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。 次に、議案第13号令和2年度伊予市一般会計補正予算(第13号)について採決いたします。 各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。            〔議員投票〕 ○議長(正岡千博君) 賛成全員であります。したがって、議案第13号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。 お諮りいたします。 議案第14号ないし議案第16号については、一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。 ただいま議題となっております議案3件について一括採決を行います。 各常任委員長の報告は原案可決です。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。            〔議員投票〕 ○議長(正岡千博君) 賛成全員であります。したがって、議案第14号ないし議案第16号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。 次に、議案第17号令和3年度伊予市一般会計予算について採決をいたします。 予算審査特別委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。            〔議員投票〕 ○議長(正岡千博君) 賛成全員であります。したがって、議案第17号については、予算審査特別委員長報告のとおり原案可決と決定しました。 お諮りいたします。 議案第18号ないし議案第27号については、一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。 ただいま議題となっております議案10件について一括採決を行います。 予算審査特別委員長の報告は原案可決です。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。            〔議員投票〕 ○議長(正岡千博君) 賛成全員であります。したがって、議案第18号ないし議案第27号については、予算審査特別委員長報告のとおり原案可決と決定しました。 この際、お諮りいたします。 本議会は、ただいまの予算審査特別委員長報告をもって調査を終了することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。したがって、予算審査特別委員会の調査は終了することに決定しました。            〔委員会審査報告書は付録に掲載〕            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(正岡千博君) ここで暫時休憩をいたしたいと思います。            午前10時59分 休憩       ───────────────────────            午前11時10分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 伊予市議会改革特別委員会の報告について      伊予市図書館・文化ホール等建設特別委員会の報告について       (各特別委員長報告) ○議長(正岡千博君) 日程第3、伊予市議会改革特別委員会の報告について及び伊予市図書館・文化ホール等建設特別委員会の報告についてを議題といたします。 特別委員長より報告を求めます。 まず、議会改革特別委員会副委員長大野鎮司議員、御登壇願います。            〔7番 大野鎮司君 登壇〕 ◆議会改革特別副委員長(大野鎮司君) 議会改革特別委員会の最終報告を申し上げます。 当特別委員会は、議会の活性化と市民に開かれた議会を目指すことを目的として、平成29年5月の臨時会において設置し、付議事件21項目について調査研究を行うことを決定し、同年5月12日から令和3年2月22日までの間、計27回にわたり慎重に検討、協議を行いました。 それでは、これまでの当特別委員会の審査結果を申し上げますが、平成31年3月の中間報告で報告済みの部分がありますので、中間報告以降の主要な改革事項について申し上げます。 まず、予算審査委員会設置については、平成30年6月定例会において予算審査特別委員会を設置し、平成31年3月定例会会期中に平成31年度各会計当初予算を審査したことは中間報告のとおりであります。初の予算審査終了後、同年6月開催の第17回特別委員会から計3回にわたり質疑及び審査方法等の運用について検証した結果、次年度以降も予算審査特別委員会を設置し、当初予算の審査に当たる。設置期間は3月定例会質疑終了後に設置し、同定例会最終日の特別委員長報告をもって終了する。細節に及ぶ質疑は、原則、新規事業に対して行うものとするが、継続事業でも事業費の増減が顕著な場合や重要な施策等については認めることとし、その判断は特別委員長の裁量とする等を決定いたしました。 また、適正な予算審査に資するため、歳入歳出予算の長期的な推移、当該年度の予算編成の概要、新規事業や重要施策事業等については、詳細な資料を提示するよう理事者側に申し入れ、第2回目となる令和2年3月定例会では、新たな資料の提示を受け、審査を行うことができました。 今後とも厳しい財政状況が続くことが予想される中、引き続き適正な審査に努めてまいります。 次に、議員定数の見直しについては、市民の関心も高く、当特別委員会の最も重要な事項であり、県内他市町の状況、議会報告会でのアンケート調査結果も踏まえ、令和元年11月開催の第20回特別委員会から令和2年9月開催の第26回特別委員会まで計6回にわたり慎重に協議検討を行いました。 その結果、定数の減員は新たな立候補を困難にする等の理由から現状維持という意見と、近隣市の議員1人当たりの人口比率を考慮し、1人減が妥当であるという意見、また人口比率に加え、議会報告会等の市民アンケート調査結果において2人以上減員すべきという意見が多く、2人減が妥当であるという意見などが出ました。そこで、意見の多かった1人減と2人減で多数決を行ったところ、8対8の同数となったため、最終判断は委員長裁決に委ねられました。委員長は、市財政が厳しく、各補助金の減額、公共施設使用料の値上げ等市民負担が増す中、議会費の削減に努めるべきであるとの理由から2人減を支持し、次期定数は17人と決定しました。 また、議員定数の削減に伴う各常任委員会の設置数及び定数については、全国の定数17人の市議会における委員会数と、今期の委員会ごとの審議時間等を踏まえ、慎重に協議した結果、常任委員会数は現状のとおり3委員会とし、定数は、総務委員会を2人減の5人とすることを決定し、昨年6月定例会において定数条例を、今期定例会にて委員会条例を議員発議により改正し、本年4月に実施される一般選挙から施行することにいたしました。 次に、議会報告会の開催については、平成30年度開催分はさきの中間報告のとおりでありますが、令和元年度の開催について、同年11月開催の第20回、令和2年1月開催の第21回特別委員会にて、開催方法、統一テーマ等を審議いたしました。その結果、開催は地区ごとに行い、統一テーマは議員定数とすることを決定しました。まず、郡中地区については、2月16日に市役所本庁舎大会議室にて、郡中女子会と称し多くの女性参加者を得て開催しました。当日は、本市の子育て支援施策、健康増進施策を中心に活発な意見交換が行われ、女性ならではの視点による提案や要望が出るなど、盛況のうちに終わることができました。中山地区については、2月26日に中山地域事務所で行われ、常任委員会ごとの報告の後、市政全般にわたり意見交換が行われました。その他、新型コロナウイルス感染症の影響等によりやむなく開催を断念した地区もありましたが、今後とも積極的に議会報告会を開催し、市民の皆様との情報共有及び意見交換を図ってまいりたいと存じます。 次に、手話通訳などの導入については、聴覚機能に障がいのある方が、手話通訳者や要約筆記者の派遣を受けて議会等を傍聴することができる制度の導入であり、令和2年9月開催の第26回特別委員会において審議いたしました。 その結果、既に本市福祉課が窓口となり、愛媛県聴覚障害者協会並びに愛媛難聴者協会と手話通訳者及び要約筆記者の派遣に関する契約を締結済みであり、福祉課が実施する派遣事業に本会議等の傍聴も含まれることの見解が得られたため、手話通訳者等の同行による本会議の傍聴について必要な事項を定めた伊予市議会手話通訳者等の同行による傍聴に関する要綱を制定し、同年10月1日から施行いたしました。 次に、議会中継の導入については、インターネット等を活用した議会中継の導入について、平成29年9月開催の第5回特別委員会のほか計3回にわたり審議いたしましたが、市の財政状況が厳しい中、新たに費用をかけてまで導入することは困難であると結論づけ、一旦は継続審査としていました。しかしながら、議会報告会等で要望があったこと、議員定数の削減に伴い議会費が減額となり、追加予算を求める必要がなくなったこと、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、議場の傍聴に制限を加えたこと等を踏まえ、改めて令和2年9月開催の第26回特別委員会において審議した結果、令和3年度からインターネット回線を利用して本会議の録画映像を配信することを決定し、当初予算に必要経費を計上いたしました。 次に、政務活動費の運用については、統一した運用手引の作成及びホームページ上での領収証等の公開開始について中間報告を行ったところですが、令和2年8月開催の第25回特別委員会において、口座振込手数料とパソコン使用に必要なソフトウエアの購入費等を認めることを決定し、運用の手引を改正いたしました。政務活動費は、その使途について市民の関心も高いことから、今後とも誤解を招くことのないよう議員自らが襟を正し適正な運用を図り、市民の皆様の負託に応えていく所存であります。 以上、約3年半にわたるこれまでの調査研究の経過及び結果について申し上げました。 既に採用、実施しているもの、また成果を上げられず今後の検討課題とした事項もあります。当特別委員会に付託されました任務は、この最終報告をもって終了いたしますが、今後も意識改革を図りながら議員力を高め、伊予市議会のさらなる活性化と開かれた議会づくりを目指してまいりたいと存じます。 審議に当たって御協力いただきました理事者並びに関係各位に厚く御礼を申し上げまして、議会改革特別委員会の報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(正岡千博君) 次の準備のため、暫時休憩いたします。            午前11時21分 休憩       ───────────────────────            午前11時21分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。 次に、図書館・文化ホール等建設特別委員会副委員長高田浩司議員、御登壇願います。            〔6番 高田浩司君 登壇〕 ◆図書館・文化ホール等建設特別委員会副委員長(高田浩司君) 図書館・文化ホール等建設特別委員会の最終報告を申し上げます。 当特別委員会は、図書館及び文化ホール建設に関する事項の調査研究を目的として、平成29年5月の臨時会で設置し、同年5月12日から令和3年2月22日までの間、計11回にわたり委員会を開催し、協議を重ねてまいりました。 その中で特に論議された事項について報告いたします。 まず、平成29年12月に開催した第2回特別委員会では、同年2月の臨時会において議決した本体工事請負契約後の進捗状況について、台風18号、秋雨前線等の天候不順が影響し、作業工程に18日程度の遅れが生じているとの説明を受けました。それに対し、伊予市、設計監理業者、施工業者の3者で責任範囲が明確化され、定期的に工程会議が行われているのかを確認するとともに、施工に伴い近隣住民から騒音等の苦情が出ないよう注意を払うこと、工程の遅れを起因とする増額変更が行われることのないよう要望をいたしました。 平成30年3月の第3回特別委員会では、同年6月定例会に上程予定の伊予市文化交流センター条例の制定及び図書館設置条例の全部改正で規定する休館日、開館時間、使用料等の管理運営方法について説明を受け、今後、施設の愛称を公募するのか、ピアノ保管庫の湿度、温度を管理する設備は設置されるのか等を確認するとともに、将来、指定管理者制度に移行する場合は、民間事業者との協議により、年末年始の開館や開館時間の延長等、柔軟な運用が可能となるよう要望いたしました。 平成30年5月の第4回特別委員会では、設計監理業者及び施工業者から担当者の出席を得て施設の内外装計画について説明を受け、床材の維持管理の容易性と安全性、空間の視認性、車椅子利用者の利便性、多目的トイレの設置等を確認したほか、内装については市産材を活用した木質化をさらに進めるよう要望をいたしました。 続いて、伊予市文化交流センター条例の制定及び図書館設置条例の全部改正について、意見公募の結果と今後の管理運営の方向性の説明を受けました。それに対し、特に文化的な要素は費用面に代えられないため、指定管理者制度への移行ありきで運営するのではなく、市直営の課題解決に向けた取組を進めるよう要望いたしました。 平成30年8月の第5回特別委員会、同年11月の第6回特別委員会では、文化交流センター内の備品購入について説明を受けました。特に、スタインウェイ&サンズ社のグランドピアノの購入に関して、ホールの規模、座席数、演奏家等の興行面、ピアノの種類による稼働率等、様々な観点から議論を交わした結果、本市と同規模ホールのピアノ導入状況、自治体財政状況、市民の可処分所得の平均等詳細な資料を提出するよう求めるとともに、図書館の備品に関しては、利用する子どもの安全面に配慮した机、椅子等を導入するよう要望いたしました。 平成31年4月の第7回特別委員会では、工事の進捗状況、既存図書館の解体及び立体駐車場建設の工程、同年8月から翌年3月末までのプレオープン期間の管理運営方法、イベント等の開催について説明を受けるとともに、現場確認を行いました。特に、8月1日のプレオープン記念イベントについては、当該施設初の大規模イベントの開催となるため、来客者の案内、誘導、警備、駐車場の確保等の運営について、興行主と綿密な協議と連携を図り、万全を期すよう要望をいたしました。 令和元年12月には、第8回、第9回の特別委員会を開催し、地中障害物の撤去、柱状地盤改良工事の出来形による数量変更、ステージ照明のLED化、既存建物のアスベスト調査と撤去等40項目にわたる数量変更及び仕様変更により6,300万円余りの増額変更となる見込みであるとの説明を受けました。それに対し、外から見えない部分等多少の変更は仕方ないが、本市の財政状況は厳しく、また市民から発注後の増額変更が常態化しているとの意見も聞くため、今後は設計段階から細部に至るまで精査、点検し、経費の削減に努めていただくとともに、精算に向けてさらなる増額変更が行われることのないよう要望をいたしました。 令和2年9月の第10回特別委員会では、同年3月定例会の一般質問に答弁した指定管理者移行に向けたスケジュールについて、コロナ禍の影響で適正な経費等を算定することができないため、令和3年4月からの導入は見送り、当面1年間は市直営管理を続けるとの説明を受けました。 以上、これまでの調査研究の経過及び結果について主なものを申し上げました。 当特別委員会に付託されました任務はこの最終報告をもって終了いたしますが、懸案事項の伊予郵便局の移転及び外構工事が残っております。伊予市議会としましては、今後とも議会の持つ権能を最大限に発揮し、伊予市文化交流センター(IYO夢みらい館)の完成形の実現に向け注視してまいりたいと考えております。 審議に当たって御協力いただきました議員、理事者、関係各位に厚く御礼を申し上げまして、図書館・文化ホール等特別委員会の報告とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○議長(正岡千博君) ここで準備のため、暫時休憩いたします。            午前11時30分 休憩       ───────────────────────            午前11時31分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。 以上で各特別委員会の報告を終わります。 この際、お諮りをいたします。 本議会はただいまの特別委員会報告を了承し、伊予市議会改革特別委員会及び伊予市図書館・文化ホール等建設特別委員会の調査を終了することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。したがって、特別委員会報告を了承し、伊予市議会改革特別委員会及び伊予市図書館・文化ホール等建設特別委員会の調査を終了することに決定しました。 以上で各特別委員会の任務は終了いたしました。調査に当たられました委員の御労苦に対し、感謝申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 発議第2号         (表決) ○議長(正岡千博君) 日程第4、発議第2号についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本件については、既に議会全員協議会において十分協議していただいておりますことから、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。 これより採決を行います。 発議第2号伊予市議会会議規則の一部を改正する規則については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 発議第3号         (提案理由の説明・質疑・討論・表決) ○議長(正岡千博君) 日程第5、発議第3号を議題といたします。 この際、提出者から提案理由の説明を求めます。 大野鎮司議員、御登壇願います。            〔7番 大野鎮司君 登壇〕 ◆7番(大野鎮司君) 発議第3号の提出者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。 発議第3号伊予市議会委員会条例の一部を改正する条例については、昨年6月定例会における伊予市議会議員定数条例の一部改正に伴い、委員定数の改正を行うもので、第2条第2項の表、総務委員会の項中「定数7人」を「定数5人」に改めることとしております。 なお、附則といたしまして、この条例は令和3年4月24日から施行することとしております。 あわせて、例規の整備を図るための伊予市議会委員会条例の一部改正であり、地方自治法第112条及び伊予市議会会議規則第14条の規定により提案するものであります。 以上、発議第3号の提案理由の説明を申し上げました。よろしく御賛同の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(正岡千博君) ここで準備のため、暫時休憩いたします。            午前11時35分 休憩       ───────────────────────            午前11時35分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。 以上で提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。 発議第3号伊予市議会委員会条例の一部を改正する条例について、御質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議第3号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。したがって、発議第3号は委員会の付託を省略することに決定しました。 暫時休憩いたします。            午前11時36分 休憩       ───────────────────────            午前11時36分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。 採決は採決表示システムにより行います。 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。 発議第3号伊予市議会委員会条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。            〔議員投票〕 ○議長(正岡千博君) 賛成全員であります。したがって、発議第3号については、原案可決と決定いたしました。 ただいま発議第3号が可決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 閉会中継続調査申し出の件 ○議長(正岡千博君) 日程第6、閉会中継続調査申し出の件を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第106条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(正岡千博君) 御異議なしと認めます。各常任委員長及び議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定しました。            〔閉会中継続調査申出書は付録に掲載〕            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(正岡千博君) 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、本日の会議を閉じます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(正岡千博君) さて、この3月末をもって御退職されます室潤子長寿介護課長、野島康博水道課長におかれましては、長年大変御苦労でございました。 ただいま議場におられますので、代表して野島水道課長から一言御挨拶をお願いいたします。 野島水道課長、御登壇願います。            〔水道課長 野島康博君 登壇〕 ◎水道課長(野島康博君) ただいま正岡議長から御指名をいただきましたので、僣越ながら定年退職を迎える職員を代表して、また一昨年に志半ばで亡くなった職員の分も含めて一言御挨拶を申し上げます。 新型コロナウイルス感染状況は愛媛県では鎮静化の流れにあるとはいえ、まだまだ全国では猛威を振るっております。そんな中でも桜の開花の便りが届く時期となり、この3月をもって定年退職を迎えることとなりました。昭和の時代に入庁し、平成の市町村合併と新庁舎完成、そして令和のJR南伊予駅の開業、中山スマートインターチェンジの開通と時代の変遷とともに新生伊予市の節目節目に関わることができました。おかげをもちまして、大過なく無事定年を迎えることができましたのも、伊予市議会議員の皆様をはじめ市理事者並びに諸先輩の方々や職員の皆様、そして市民の皆様の温かい御指導とお力添えによるものと心から感謝を申し上げます。 これまでの歳月を振り返ってみますと、様々な思い出がよみがえるとともに、市民や市勢発展のためにどれだけの貢献ができたのかなという思い、それと長年なれ親しんだ職場を去るさみしさと安堵の気持ちが交錯し、感慨深い気持ちでいっぱいです。私たちはこの4月からそれぞれの人生を歩むことになりますが、微力ながら地域福祉の向上に少しでもお役に立てればと思っております。 終わりに、伊予市議会並びに伊予市勢のますますの発展と皆様の御健勝、御活躍を祈念いたしますとともに、このような機会をいただきましたことに感謝申し上げ、お礼の挨拶といたします。長い間お世話になり、大変ありがとうございました。 ○議長(正岡千博君) ここで準備のため暫時休憩いたします。            午前11時42分 休憩       ───────────────────────            午前11時42分 再開 ○議長(正岡千博君) 再開いたします。 ありがとうございました。今後とも御健勝で伊予市勢発展のため、お力添えをいただきますようお願いをいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(正岡千博君) 市長から閉会の挨拶があります。 武智市長。            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 閉会の御挨拶を一言申し上げます。 議員各位におかれましては、終始熱心に御審議をいただきまして、誠にありがとうございました。 まず初めに、去る3月9日、本市下三谷におきまして建物火災が発生し、木造2階建ての一般住宅が全焼、付近の家屋へも延焼するなど、この火災により2人の貴い命が失われました。お亡くなりになられた方の御冥福を心よりお祈りを申し上げますとともに、被災された方々には心からお見舞いを申し上げたいと存じております。 さて、当初予算につきましては、予算審査特別委員会が設置をされ、田中裕昭委員長の下、活発な議論を重ねていただきましたこと、改めて田中裕昭委員長をはじめ委員各位に厚くお礼を申し上げたいと存じております。今議会の審議の過程で賜りました御意見また御提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして十分に配慮をしてまいりたいと存じております。 次に、新型コロナウイルス感染症対応でございますけれども、まず65歳以上の高齢者向けワクチンの供給に関しましては、4月19日に1度目の接種、26日の週に同一人物2度目の接種のための975人分が届く予定となっております。これを受け、現在、市内の入所系高齢者施設から順次接種をする方向で関係機関と調整を重ねてまいっておるところでもございます。また、新年度事業となりますけれども、新型コロナウイルス感染症の流行下における一定の高齢者等への検査助成事業を活用して、高齢者施設等への新規入所者に対するPCR検査等の費用助成を行い、感染拡大や重症化の防止に努めてまいりたいと考えてもおります。予算につきましては、早期に補正予算を計上したいと存じておりますけれども、それまでの間は現行予算の枠内にて対応したいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いを申し上げたいと思っております。 次に、新年度になりますが、国は新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、低所得の独り親等に対し、その実情を踏まえた生活支援を行う観点から、緊急の支援策として、仮称ではありますけれども低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金を支給する予定といたしております。これを受け、本市におきましても情報収集に努め、適切な対応を図ってまいりたいと考えております。これら新型コロナウイルス感染症対応につきましては、引き続き職員一丸となって鋭意取り組んでまいりますので、議員各位におかれましても御協力を賜りたいと存じております。 また、今回、令和3年度から7年度まで5年間となります本市総合計画後期基本計画を策定いたしましたが、計画策定に当たっては、SDGsの理念である、また私の政治信条であります誰一人として取り残さない社会づくりのため、SDGsの17のグローバルなゴールをそれぞれの施策に関連づけし、方向性を明らかにもいたしております。今後、早期の公表を予定しておりますけれども、10年後、20年後も3万人が住み続けられる伊予市であるために、市民の皆様方とともに総合計画に掲げる施策の推進に努めてまいります。 また、先ほど退職者を代表して野島康博水道課長から御挨拶がありましたが、退職される皆さんには長年、市勢発展また市民福祉の向上に御尽力いただいたことに改めて心よりお礼を申し上げたいと存じております。また、在職中に亡くなった職員のことも触れていただきました。本当にありがとうございました。退職後も様々な形でお力添えを賜りたいと存じておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 4月からは新たな体制で議会また市政運営に臨むこととなりますけれども、本日御決定を賜りました予算を効果的に執行できますよう、部課長をはじめ全職員一丸となって取り組んでまいりたいと存じております。 なお、令和3年度税制大綱が昨年12月に閣議決定され、地方税法等の一部を改正する法律案が国会で審議をされており、今月中には公布される予定であります。公布されましたら、伊予市税条例等関係する条例の一部改正について専決処分させていただき、次回市議会へ御報告したいと考えております。 さて、本日で今期最後の定例会も無事閉会となり、来る4月11日は市議会議員選挙の告示日でもあります。あわせまして、伊予市長選挙も同様であります。立候補される各議員におかれましては当選の栄光をつかみ取り、再びお会いできますよう、当然私自身も同様でありますが、お祈りを申し上げる次第でございます。 結びに、議員各位におかれましては、今後とも変わらぬ御高配を賜りますよう、また御助言をお願いできますよう申し上げ、時としては叱咤激励もよろしくお願いをしたいと思います。3月議会閉会の御挨拶に代えさせていただきます。本日は大変ありがとうございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(正岡千博君) これをもって令和3年第1回伊予市議会定例会を閉会いたします。            午前11時49分 閉会            ~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。      伊予市議会 議 長  正 岡 千 博            議 員  久 保   榮            議 員  田 中   弘...